TRENTA
2013-01-07T23:23:48+09:00
are-fujiwara
藤原有絵言葉部屋
Excite Blog
2013
http://bervil.exblog.jp/18327882/
2013-01-07T23:23:04+09:00
2013-01-07T23:23:48+09:00
2013-01-07T23:23:48+09:00
are-fujiwara
informazione
すっかり更新を怠っておりますが
明けましておめでとうございます
胸の内に
静かに募る言葉を
今年は
もう少し形にしたいと
切に思います
今年も
か細くも続けてまいりますので
よろしくお付き合いください
2013 01
フジワラユエ
美しいものに
惹かれる気持ちが綻んでしまったら
もう 二進も三進もいかなくなって
舞台を飛び降りるしかないわ
これは私が昔書いた言葉ですが
それは今も私の胸の芯に在り続け
忘れない限り
私はこのブログとも共にありたいと
思い続けています
]]>
*
http://bervil.exblog.jp/17676434/
2012-06-20T18:30:00+09:00
2013-01-07T23:16:24+09:00
2012-06-20T18:30:12+09:00
are-fujiwara
meteora
何にも塞がれることなく
自由であるなら
それで構わない
そう言えた人は
離れて久しく
もう生きているうちには
追いつけないくらい
彼方へ飛んでいきました
どんなに目をつぶっても
誰かを羨み
何かを嫌悪する限り
どこまでいっても
私は女でしかないのです
言い切ってしまうのは
諦めることだから
安心です
逃れることが叶わない事実なら
苦くても飲み込むしか
ないのです
その鈍い痛みが
消えなくても
それさえ血に変えて
顔をしかめながら
進みたい
]]>
セイルモウル
http://bervil.exblog.jp/17116391/
2012-01-25T07:17:00+09:00
2012-01-25T22:04:07+09:00
2012-01-25T14:17:42+09:00
are-fujiwara
base
きらびやかな自由時間が陳列されていて
選んでいる間は 人生一時停止
「ごゆっくりお愉しみください」
アナウンスがスロウメロディに混ざって流れてくれて
何だか安心するのです
十日間北欧遺跡を巡る空の旅から
三年間気ままな独り郊外暮らし
日帰り古都巡り
お手軽二時間ホテルビュッフェ
時間の使い方が叩き売り
お買い得なうち
生き急ぐ算段立てましょう
所持金、時間 全部余すことなく
完璧な人生設計描きましょう
スマートに過ごしましょう
*無料コーナ
一時間半図書館回遊
往復五時間自転車散策
ちょっとそこまで 十七分公園行きの奨め
けれどご注意
タダより怖いものはなく
もれなく胃が捩れるほどの
淋しさがついてきますが?
愉しい事だけ
一人分
沢山カートに入りますが
何か足らない
それは贅沢
不満があるなら
ワンクリックでカートは空になれる
気分が乗れば勢いで
カートは夢のように埋まります
いつだってそうでしょう
一人分 行ける場所
一人分 使う時間
そこには確かな満足が在る
知っているのに
レジに進むと
こざっぱりした男の子が
丁寧に笑いながら最終確認
きっと夢のように
充実した時間が過ぎるでしょう
人生一度きり返品は致しかねますが
よろしいでしょうか
此処を進んだら
後戻りは出来ません
カートを空にするも
選択内容を確認するも
此処までです
後悔は
しない
と
言えるかしら
その目は懐かくも寡黙に
案じているような揺れ方で
スロウメロディより安全な何か
口をつぐんでしまう
それでも「会計を」と
言う事が出来ない
となりのレジでは
ざかざかと颯爽と
会計を済ませる人たち
責任を持つことと
思い切ること
諦めることの境界線が
曖昧になっていく
夕刻のセイルモウル
青空の天蓋の下で
保留にしたい小さな気持ちが
財布の奥でジャラリと鳴った
]]>
冬の防波堤に
http://bervil.exblog.jp/17069966/
2012-01-13T18:11:07+09:00
2012-01-13T18:11:07+09:00
2012-01-13T18:11:07+09:00
are-fujiwara
base
呼吸のように迷いを吸い込んで
行き先を諦めた
今何処にいるのかわからないのに
何処に行きたいと
言えるでしょうか
思いつめて
言葉を潰して
涙がこぼれてしまう前に
暖かい
ものを口にしたい
胸を満たすものを
取り込みたい
欲求が
正常値に戻ったら
もう一度
やり直しましょう
打ち寄せる波のように
繰り返しても
逃げ出せなくても
呼ばれているような気になる
海が好きだと
思いました
]]>
花の色を
http://bervil.exblog.jp/15226104/
2010-12-26T20:10:00+09:00
2010-12-26T20:13:34+09:00
2010-12-26T20:13:34+09:00
are-fujiwara
colore
強い風に掠われるように
一瞬で無に帰す事
そんな事
望むなら
願うなら
先を思えるなら
けれど
其れ統べて
花咲いてから
決める事でしょう
どんな 色で
どんな 形で
どのように薫るの
きっと
咲いたなら
見て
欲しいでしょう
だから生命
祈るように
花開くでしょう
「ちゃんと咲けたね」
と
笑いかけて
其の指で
触れられたい
其の為に
未だ生命
生き急ぐでしょう]]>
グラファイトステージ
http://bervil.exblog.jp/15062920/
2010-11-28T16:16:00+09:00
2011-03-12T11:48:15+09:00
2010-11-28T16:16:13+09:00
are-fujiwara
colore
文字を追うことをやめる
昨日デスクの引き出しに仕舞ったものが
悲しみで
あったなら
漏れ出していないだろうか
そんなものより大事な企業秘密を
汚しては
いないだろうか
雲は無くてもグラファイト
街が同化してしまいそうな一日
冬が帰ってきたとき
塞ぐものは
内なるものに他ならず
25号線
南下したがる車の列に
便乗したいと
灰色の煙を吐き出す男の人
五分後は勇ましく
喫煙室を出て行って
音声だけの合戦に臨むしかないんです
もうすぐ其処
昨日デスクに仕舞ったものが
誰かに知れると厄介だから
早めに確かめて
万が一なら拾い去る
今日は私ではない誰かが座るから
その前に
許せないくらい汚いものに
誰かが気づいてしまわないように
詰まらないだろう自尊心が
無様に話しかけたりしないように
でもそんなもの
見えはしないのだけれど
隠してしまったと思ったから
そもそも間違いであったのだと
ほんの少し気に留めながら
あと30秒
指を挿し抜いて
一つだけ文章を追う
今日これから
最初に話しかけられたら
まずはそれを始まりにして
グラファイトステージ
限りなく色が無く
だから無機質で不自由で
一見自由に見えなくも無い朝に
]]>
台<うてな>
http://bervil.exblog.jp/15062815/
2010-11-28T15:54:32+09:00
2010-11-28T15:54:31+09:00
2010-11-28T15:54:31+09:00
are-fujiwara
meteora
仄暗い足元照らし
闇に隠れていた
花の色を知らせる
光のうてな
靴紐を結び直し
伸ばす指先の
方位を知らせる
其処に何が在るかは
知らなくて構わない
其処をみたとき
決めればいい
光のうてな
群青に沈んだ世界で
橙を放つ
歩いて
足が動く限りは
鏡を持たない
あなたの笑顔を
知ってくれる人に
出逢う為
]]>
0317
http://bervil.exblog.jp/14985664/
2010-11-15T17:32:00+09:00
2010-11-19T16:54:09+09:00
2010-11-15T17:32:05+09:00
are-fujiwara
meteora
綻んでしまったら
もう二進も三進もいかなくなって
舞台を飛び降りるしかないわ
灯りに焦がれる気持ちが
色を失ってしまったら
誰かは何処にもいなくなって
舞台をお仕舞いにしなくてはいけないわ
]]>
夜の群青
http://bervil.exblog.jp/12116271/
2010-10-09T18:42:00+09:00
2010-10-16T11:36:18+09:00
2009-10-13T14:37:03+09:00
are-fujiwara
colore
陽の光に憧れて
温かいものに触れたくて
でも毎日は目まぐるしく
現実感に飽和していくほど
寂しいと楽しいが
入れ替わり立ち代り
そんな風に
徒に日々は過ぎて
本当の願いが遠くになりそうで
実はとても怖くって
けれど詰まらないなんて思えない
車窓に映る自分が誰か
時々わからない事があるけれど
今は誰でもない
からだろうか
夜の群青に星はなく
古い物語は読めなくて
海は無くて川が無くても
静かに続く日々の中に
その先に
少しの過去を織り交ぜて
もっと温かい場所に
憧れ続けて
その勢いで進んでいける
一つの空と
朝と昼と夜と
群青がある
それだけが変わらない事実
其のことに
思い出したように安心を覚えて
夢の無い眠りにつくのだ
]]>
第参章
http://bervil.exblog.jp/14316191/
2010-08-03T07:30:00+09:00
2010-08-03T12:37:18+09:00
2010-08-02T10:48:18+09:00
are-fujiwara
meteora
「さようならも約束も理不尽も大嫌いだ」
理由は何時も弐つ在って 答だけが無かった
潜り込んで思考を閉ざした
水浸しのがらんどうのまま
引き上げられた時の 手の温度
注がれた 言葉の質量
動き出した時間の速さ
其の清々しさ
古い金の細工鍵から辿った
理由の訳と
謎の回答
選び取った選択と
あっけない
終局の一手
訓育された認識を塗り替える
第参章は 至極平凡な日常の中
静かに健やかに始まっている
極々私的な言葉ですが
どうして「対極する二つの事象を自分の中に内在させている」のか
答が解けた七月の下旬
これって、二律背反というパラドックスの一種なんだそうです
そういうものを考えてしまう人種というのがいて
私もその一人で
でも、私の場合は
どうしてそうなったのか理由がわかったことで
「もう、そのままでいいか」
と、思ってしまって
折角極端なものがあるんだから
出来たら上手く使い分けていけたらなと思えたこと
何かの選択をしなくてはいけないとき
対極にあるAとBの選択肢があるとして
其処でもしも、自分できちんと選んだと思えるなら
その事で「間違った」と思ったとしても
もう自己責任で済むから
それって 苦しいかもしれないけど楽な事です
きっとたくさんの方が知っている簡単な事
私は知らずに来てしまったのですよね
お恥ずかしながら
自分で納得出来たなら
全部が自分の事
なんともあっけない回答!
ひたすら苦笑するばかりです
改めて
日々よ愉しいものであれ
と、思うこの頃です
出来れば以降ここで発信する文章の中に
もう私のための文章がない事をと思っています
ワールドワイドウェブの片隅で
ぼちぼち更新しているこんなブログを
見てくださる方へ
少しでも何かを持って帰ってもらえるように
発信の理由は
それでいいかと思います
ここには出来るだけ伝わりやすい文章を
好奇心の赴くままに
拾ったものを
とても平凡な私の日常の中から
]]>
あの町まで
http://bervil.exblog.jp/14161264/
2010-07-07T23:59:00+09:00
2010-07-15T12:52:36+09:00
2010-07-10T19:30:57+09:00
are-fujiwara
centro
其処は一面 青の世界
君は海のように
力強くうねる碧
僕は空へと
強かに伸びゆく蒼へ
惑う時は空を仰いで
飛行機が飛んでいる事
その下に僕がいる事
君と僕は繋がっている事実
見えないものだからこそ
どうか見落とさないでいて
時々でいいから思い出して
さあ 今から別々の路
でも敢えて信じましょう
「頑張って 大丈夫
頑張って こなせる」
Bon courage!
健闘を祈り合おう
限界線
其の向こうを見たくて
平行線を邁進
そこにきっと
交差ポイント
そうして 又 いつか
あの町まで
]]>
TRENTA
http://bervil.exblog.jp/13768015/
2010-05-21T17:45:26+09:00
2010-05-21T17:45:26+09:00
2010-05-21T17:45:26+09:00
are-fujiwara
informazione
まだ、ここを訪れてくださる方がいらっしゃるか
わからないのですが
まず、見てくださっていたら
本当に有難うございます
雑記を綴っている方のブログを見てくださった方なら
私のブログがまた更新を始めたことをご存知かと思うのですが
こちらも、また
ゆっくり、気ままに
更新出来たらなぁと思います
ブログタイトルをTRENTAにしたとき
30という言葉が否応なく頭の隅に残ったのですが
最初は発音の響きで決めてしまっただけに
いつか変えるかもなぁ もしくは閉じるかな
と、思ったこともあったのですが
とりあえず、現在
30を迎えた私に訪れたたくさんのことを
個人的に大切にしたい為
このタイトルを掲げたまま
更新していきます
まずは、過去に書いたものから
少しずつ写真も織り交ぜて
お気の向くまま
見守ってやってください
2010年5月某日 藤原有絵
]]>
タイトル
http://bervil.exblog.jp/13767878/
2010-05-21T17:29:04+09:00
2010-05-21T17:29:03+09:00
2010-05-21T17:29:03+09:00
are-fujiwara
未分類
奇遇ですね
と、会釈こそすれ
とりたてて話す事も無く
本の波に逸れていく
濡れそぼった傘の先
伝う雫さえ落ちぬ間に
外は雨
早い台風の予兆をはらんだ
オモチャみたいな折り畳み傘は
「雨風」を凌げない
降る雨の力に負けるときを
待って、逃れて
早足で駅へ向かう雑踏に混じって
むせ返るような季節は過ぎたので
構内には人々が集めた仄かな水の冷気で
いっそうひっそりと沈む鼠色のホーム
早く帰りたい人ばかり
ゆらゆら疲れてギシギシの電車が滑り込んでくる
薄い紙袋から透けたタイトルは
始めから冷たいから気が置けない
仄かな熱を集めながら
最後の最後に笑顔になれると
作者はそういう信条を持っている人だ
暖かい部屋で
美味しいものを食べて
寝具を整えているときでさえ
救われたい気持ちは棲んでいる
そういうものを見留めることで
生活を切実で現実的なものへ繋ぎ止める事もある
そう考えようと
お互い話し合った人さえ
本の波に逸れ合う日が来るけれど
過ぎた事は嘘ではないと
もう知っているから
知らない事とは違うでしょう
外は雨
一層水の強い音
名が変わる
季節の
]]>
花文
http://bervil.exblog.jp/12113744/
2009-10-13T01:09:00+09:00
2009-10-13T07:49:41+09:00
2009-10-13T01:08:59+09:00
are-fujiwara
未分類
そこに置かれた言葉に惑って
少し胸が痛んでも
季節は変わらず嫋やかに
便りの中にあるから
哀しいとは思わない
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今日のような「また明日」
http://bervil.exblog.jp/12113697/
2009-10-13T00:58:00+09:00
2009-10-13T00:59:43+09:00
2009-10-13T00:58:54+09:00
are-fujiwara
meteora
「また明日」
なんて言ってしまっても
今日のような「また」は
もうやってこないかもしれないのに
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