カテゴリ:meteora( 14 )
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私の思いが
何にも塞がれることなく
自由であるなら
それで構わない

そう言えた人は
離れて久しく

もう生きているうちには
追いつけないくらい
彼方へ飛んでいきました


どんなに目をつぶっても
誰かを羨み
何かを嫌悪する限り

どこまでいっても
私は女でしかないのです

言い切ってしまうのは
諦めることだから
安心です
逃れることが叶わない事実なら
苦くても飲み込むしか
ないのです

その鈍い痛みが
消えなくても
それさえ血に変えて

顔をしかめながら
進みたい
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by are-fujiwara | 2012-06-20 18:30 | meteora
台<うてな>
光のうてな
仄暗い足元照らし
闇に隠れていた
花の色を知らせる

光のうてな
靴紐を結び直し
伸ばす指先の
方位を知らせる

其処に何が在るかは
知らなくて構わない

其処をみたとき
決めればいい

光のうてな
群青に沈んだ世界で
橙を放つ

歩いて
足が動く限りは

鏡を持たない
あなたの笑顔を
知ってくれる人に
出逢う為
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by are-fujiwara | 2010-11-28 15:54 | meteora
0317
美しいものに惹かれる気持ちが
綻んでしまったら
もう二進も三進もいかなくなって
舞台を飛び降りるしかないわ

灯りに焦がれる気持ちが
色を失ってしまったら
誰かは何処にもいなくなって
舞台をお仕舞いにしなくてはいけないわ
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by are-fujiwara | 2010-11-15 17:32 | meteora
第参章
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「さようならも約束も理不尽も大嫌いだ」
理由は何時も弐つ在って 答だけが無かった

潜り込んで思考を閉ざした
水浸しのがらんどうのまま
引き上げられた時の 手の温度
注がれた 言葉の質量

動き出した時間の速さ
其の清々しさ

古い金の細工鍵から辿った
理由の訳と
謎の回答

選び取った選択と
あっけない
終局の一手

訓育された認識を塗り替える
第参章は 至極平凡な日常の中
静かに健やかに始まっている

発信の先に
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by are-fujiwara | 2010-08-03 07:30 | meteora
今日のような「また明日」
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「また明日」
なんて言ってしまっても

今日のような「また」は
もうやってこないかもしれないのに



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by are-fujiwara | 2009-10-13 00:58 | meteora
有望論
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99%の安定を振り切って
1%の絶望的な切望に期待することは
全くもって無知無謀なことかもしれません

されど
「1%の切望を1000の灯に変える」発想は
むしろ望みが在ること
言葉違えど「有望」だと思いませんか


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by are-fujiwara | 2008-12-28 23:25 | meteora
メロ
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ループしてる
短いメロディ

その間に
その中に

楽しい事 隠れていて
未だ つかまえられない

でも 其れ
みつけたら
そっと仕舞って
呑み込む

磨いて
其れ
歌になったら

一番に
「大事なんだよ」
って
みせてあげたい






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by are-fujiwara | 2008-09-17 23:34 | meteora
神様の庭
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尊い思想はB(あお)
順応する賢しさはG(みどり)
遠くまで伸びる野心はR(あか)

それらは本来光であるから
ふいに重なること あれば
眩い白熱が降りる

そのとき
分たれたわたしたちは
各々の神様の前で
単色光の願いを打ち明ける

信じる心で
揺るぎない知恵で
干渉に屈しない強さで

神様
わたしたちはあなたへの光です

交わるごとに
光度をます

あなたが降りる
光の庭では

わたしたちは
三つで一つであった事を
喜び合える

繋いだ手から
もっと光は多く
混ざり合う




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by are-fujiwara | 2008-07-28 03:14 | meteora
君への値
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伸びていける君への値

願いをかける君への値




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by are-fujiwara | 2008-07-11 03:01 | meteora
流星雨
空を走る星に
願いをかける切実さを
失ったのは
どこでだったか

懐古主義だと
薄い唇を歪めた
冷めた会話を思い出した


子供の頃の清らかさを
想って悪い事など無いと
どうして知らなかっただろう

伝えたりなくとも
もう繋がる事もできないならば

想いのやり場は
どこにあるというだろう


空を走る星を
見つける事ができるなら

ただ
この手を差し出して

そっと掴んで
ポケットに忍ばせる


輝きが失せるなら
何度でも
息を吹きかけて
想いを注げば好い

それを

いつか
愛する人へ
捧げれば好い


けれど星は願いを叶えない
すり替えても縋っても

この切実さは
確かに 僕だけのもの
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by are-fujiwara | 2007-11-24 23:43 | meteora