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夜の群青
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陽の光に憧れて
温かいものに触れたくて

でも毎日は目まぐるしく
現実感に飽和していくほど
寂しいと楽しいが
入れ替わり立ち代り
そんな風に
徒に日々は過ぎて
本当の願いが遠くになりそうで
実はとても怖くって
けれど詰まらないなんて思えない

車窓に映る自分が誰か
時々わからない事があるけれど
今は誰でもない
からだろうか

夜の群青に星はなく
古い物語は読めなくて
海は無くて川が無くても

静かに続く日々の中に
その先に
少しの過去を織り交ぜて
もっと温かい場所に
憧れ続けて
その勢いで進んでいける

一つの空と
朝と昼と夜と
群青がある
それだけが変わらない事実
其のことに
思い出したように安心を覚えて

夢の無い眠りにつくのだ



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by are-fujiwara | 2010-10-09 18:42 | colore
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